マヤ文明は西暦800年ごろ(奈良の大仏が完成したころ)を頂点に
衰退しましたが、天然チクルを噛む習慣は、
メキシコ・インディオに引き継がれていきました。
16世紀にスペインがこの地方を征服した後は、
スペイン系移民の間でもあっという間に広がっていきました。
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西暦1860年(幕末のころ)、アメリカとメキシコの戦争で活躍した
サンタ・アナ将軍が、天然チクルのふくよかな噛み心地と
口の中をきれいにする役割に気づき、
チクルを飴玉の大きさに切って売り出しました。
さらに将軍の協力者であったトーマス・アダムスがこれをアメリカに持ち帰り、
甘味料を加えて売り出したところ爆発的な人気を呼びました。
このときの名前が「チューイング・ゴム」。
すなわち、チューインガムの始まりとなり、
以後世界中に広がるきっかけになったのです。